こんにちは、すずめです。雑貨屋や服屋などでミッフィーのグッズを見かけると、ついほしくなってしまい大変です。最近はミッフィーの友達やブルーナの手がける他の絵本のキャラクターなどもグッズ化されていて、どれもかわいいんですよね。
でも、グッズなどでよく見かけるのに名前はあまり知られていないキャラクターもたくさんいます。たとえば、耳折れうさぎ、茶色いうさぎ友達、オレンジ色のブタ、茶色のクマなど……みなさんは名前がわかりますか?
本記事では、ミッフィー(うさこちゃん)シリーズに登場するキャラクターをはじめとし、ブルーナが描くさまざまなキャラクターについても徹底解説していきます。外国語名などもあわせて紹介していますので、ぜひご覧ください。
- ミッフィー(うさこちゃん)
- うさこちゃんの絵本に登場するサブキャラクター
- 実は〇〇なキャラクター
- ミッフィー以外の絵本に登場するキャラクター
- 人間が主人公の絵本
- 名前がある動物のキャラクター
- 名前のない動物キャラクター
- 四足歩行の四つん這いうさぎは動物のうさぎ
- 牛(「ちいさなうさこちゃん」「だれのなきごえかな?」など)
- ニワトリ(「ちいさなうさこちゃん」「ふしぎなたまご」など)
- キリン(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
- カメ(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
- ゾウ(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
- 緑色の魚(「ちいさなさかな」)
- 黒い犬(「きいろいことり」)
- ひつじ(「だれのなきごえかな?」)
- ハチワレ猫(「だれのなきごえかな?」)
- わに(「どうぶつ」)
- しろくま(「はるなつあきふゆ」)
- ひよこ・緑目の黒猫(「ふしぎなたまご」)
- ライオン(「さーかす」)
- 白黒ぶち犬のダルメシアン(「もっとほんがよめるの」「ふしぎなたまご」)
- さいごに
ミッフィー(うさこちゃん)
まずは、ブルーナのキャラクターを代表する存在であるミッフィーについて解説していきます。
プロフィール
性別:女の子
性別ははじめは決まっていなかったそうですが、のちに「花柄のワンピースを描きたいから」という理由で女の子に決まりました。
年齢:作品によって異なる
「ちいさなうさこちゃん」では生まれたばかりのミッフィーが描かれていますが、誕生日を迎えたり、学校に通ったり赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになったりと、絵本をまたいでその成長が描かれています。
誕生日:6月21日
誕生日は、オランダではじめの絵本2冊が出版された日付となっています。ちなみに西暦は1955年なので、2023年の6月で68歳になる計算です。
ミッフィーのいろいろな名前
ミッフィーは世界中で「Miffy」として親しまれていますが、オランダの原書では「ナインチェ・プラウス」という名前です。でもナインチェはオランダ人以外に発音しづらいため、イギリスで翻訳される際に「Miffy」という名前が付けられました。
世界中の言語で発音しやすいようにとつけられたため、現在ではほとんどの国でミッフィーとして知られています。日本でも最初の翻訳である「うさこちゃん」の名前は知名度が低く、多くの人がミッフィーとして認識しています。
かつて海外でどんな名前がつけられていたかなど、より詳しいことは別記事にまとめてありますので、そちらもあわせてご覧ください。
うさこちゃんの絵本に登場するサブキャラクター
うさこちゃん(ミッフィー)の絵本には、個性豊かなサブキャラがたくさん登場します。簡単な解説と共に、海外名や日本での名前(出版社ごと)も紹介していきます。
ミッフィーの物語絵本は多くが福音館書店から出版されているので、この章ではミッフィーを「うさこちゃん」と表記します。
うさこちゃんの家族
いろいろお出かけさせてくれるパパ「ふわふわさん(おとうさん)」
お父さんは動物園や海など、うさこちゃんをいろんなところに遊びに連れて行ってくれます。ガーデニングが好きで、「うさこちゃんのはたけ」ではうさこちゃんににんじん作りを教えてあげています。
口の線はうさこちゃんよりも1本多く、しわを表現しているのだそうです。お父さんに限らず、大人のキャラはみんな線が3本になっています。
原作名 | Vader Pluis |
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原作名の読み・意味 | ファデル・プラウス(ふわふわおとうさん) |
日本名(福音館) | ふわふわさん |
日本名(講談社) | おとうさん |
日本名(アニメ) | ラビットさん |
優しいが叱るときは叱るママ「ふわおくさん(おかあさん)」
お母さんは料理が上手で、うさこちゃんが「これで遊びたい!」と言うとサポートしてくれる優しい存在です。一方で「うさこちゃんときゃらめる」でうさこちゃんが万引きしてしまったときには、きちんと叱りお店に連れて行く正しい対応をみせました。
原作名 | Moeder Pluis |
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原作名の読み・意味 | ムデル・プラウス(ふわふわおかあさん) |
日本名(福音館) | ふわおくさん |
日本名(講談社) | おかあさん |
大工仕事が得意なおじいちゃん「ふわじいちゃん(おじいさん)」
おじいちゃんは大工仕事が得意で、うさこちゃんの好きな色を使ってスクーターを作るなど、いろんなものを作ってあげています。「うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの」では、誕生日にうさこちゃんが手編みのプレゼントを贈っています。
原作名 | Opa Pluis |
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原作名の読み・意味 | オパ・プラウス(ふわふわおじいさん) |
日本名(福音館) | ふわじいちゃん |
日本名(講談社) | おじいさん |
編み物が得意なおばあちゃん「ふわばあちゃん(おばあさん)」
おばあちゃんも、おじいちゃんと同じくうさこちゃんのことが大好きです。編み物が得意で、うさこちゃんに編み方を教えてあげたこともありました。「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」で亡くなったときは、たくさんの人に惜しまれています。
原作名 | Oma Pluis |
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原作名の読み・意味 | オマ・プラウス(ふわふわおばあさん) |
日本名(福音館) | ふわばあちゃん |
日本名(講談社) | おばあさん |
パーティーが大好きなおばさん「ふんわりふわこさん(アント・アリス)」
おばさんは賑やかなことが大好きで、「ふわこおばさんの ぱーてぃー」ではうさこちゃんの友達をたくさん招いてパーティーを開いています。父方のおばとされていますが、うさこちゃんパパの姉か妹かは不明です。
原作名 | Tante Trijn |
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原作名の読み・意味 | タンテ・トライン(トラインおばさん) |
日本名(福音館) | ふんわりふわこさん |
日本名(講談社) | アント・アリス |
日本名(アニメ) | アリスおばさん |
血縁関係はないが親しいパイロット「おじさん」
うさこちゃん一家ととても仲が良く、血縁関係はないものの親しみを込めて「おじさん」と呼ばれています。職業はパイロットで、「うさこちゃん ひこうきにのる」ではうさこちゃんを飛行機に乗せてあげています。
原作名 | Oom Vliegenier |
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原作名の読み・意味 | オーム・フリゲニル(フリゲニルおじさん) |
日本名 | おじさん |
英語名 | ボブおじさん |
うさこちゃん一家の愛犬「くんくん(スナッフィー)」
うさこちゃん一家に飼われている犬です。くんくんを主人公にする絵本シリーズもあり、そこでは飼い主が人間になっています。「くんくんに こいぬが うまれたよ」では子犬を3匹出産しました。
原作名 | Snuffie |
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原作名の読み・意味 | スヌッフィー(くんくんちゃん) |
日本名(福音館) | くんくん |
日本名(講談社) | スナッフィー |
作中で新しく誕生した「赤ちゃん」
「うさこちゃんとあかちゃん」で誕生した赤ちゃんは、日本版では「赤ちゃん」とのみ表記されており、名前が明らかになっていません。また、性別も明記されておらず、福音館書店のHPでは「みなさんの想像におまかせします。」と表記されています。
原作名 | Kleine Pluis |
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原作名の読み・意味 | クライネ・プラウス(ふわふわちいさい) |
日本名 | 赤ちゃん |
うさぎの仲間たち
文通友達の茶色うさぎ「にーなちゃん(メラニー)」
うさこちゃんの文通相手で、遠い外国に住んでいる茶色いうさぎです。「うさこちゃんとにーなちゃん」ではにーなちゃんが飛行機でやってきて、いっしょに楽しく遊びました。立体アニメの「ミッフィーとおともだち」では、身近な友達として登場します。
原作名 | Nina |
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原作名の読み | ニナ |
日本名(福音館) | にーなちゃん |
日本名(講談社) | メラニー |
転校生の耳折れうさぎのたれみみくん「だーん(ダーン)」
「うさこちゃんとたれみみくん」で同じクラスに転校してきた男の子で、右耳がたれていることから「たれみみくん」と呼ばれました。しかし本人がそれを嫌がっていることを見抜いたうさこちゃんのおかげで、のちにみんな名前で呼ぶようになります。
原作名 | Daan |
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原作名の読み | ダーン |
日本名(福音館) | だーん |
日本名(アニメ) | ダン |
原作でのあだな | hangoor(垂れ耳) |
日本でのあだな | たれみみくん |
兄弟や双子と間違われがちな「ういるめいん(ウイン)」や「あーは(アギー)」
だーんやにーなのように特徴がない「ういるめん」「あーは」は、うさこちゃんの兄弟や双子と間違われることが多いですが、実際はただの友達です。「うさこちゃんおばけになる」では、うさこちゃん扮するおばけに驚かされています。
ウイン
原作名 | Willemijn |
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原作名の読み | ウィレマイン |
日本名(福音館) | ういるめいん |
日本名(講談社) | ウイン |
日本名(アニメ) | ウィニー |
アギー
原作名 | Aagje |
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原作名の読み | アーヒェ |
日本名(福音館) | あーは |
日本名(講談社) | アギー |
日本名(アニメ) | アニー |
うさぎ以外のお友達
活動的でおっちょこちょいな茶色いくま「ぼりす(ボリス)」
茶色いくまの男の子で、「くまのぼりす」をはじめとするぼりす単体のシリーズも展開されています。冒険心がある反面ででおっちょこちょいなところがあり、ブルーナの奥さんいわく、ぼりすはブルーナに似ているのだそうです。
原作名 | Boris Beer |
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原作名の読み | ボリス・ベール |
日本名(福音館) | ぼりす |
日本名(講談社) | ボリス |
ボリスの彼女はしっかりものの「ばーばら(バーバラ)」
おっちょこちょいなぼりすを支える、しっかりもののガールフレンドです。講談社版の「ボリスとバーバラのあかちゃん」では、2人の間に子どもが生まれるところまでが描かれています。ぼりすとそっくりで、そばかすがチャームポイントです。
原作名 | Barbara Beer |
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原作名の読み | バーバラ・ベール |
日本名(福音館) | ばーばら |
日本名(アニメ) | バーバラ |
日本での最新キャラはぼりすの友達コアラ「こお」
2022年に翻訳・出版された絵本「ぼりすと こお」に登場する、ぼりすの友達のコアラです。日本では出版されてまだ日が浅いため、知名度はあまりないかもしれません。いろいろな国を見るために世界を回っている、旅好きなキャラクターです。
原作名 | koalabeer |
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日本名(福音館) | こお |
うさこちゃんの友達のブタ「ふがこちゃん(ポピー)」
うさこちゃんの友達のブタの女の子です。うさこちゃんの白くて長い耳に憧れており、「うさこちゃんとふがこちゃん」ではおばの「うたこさん」に紙で作ってもらったこともありました。うたこさんをよく慕っている描写も多くあります。
原作名・意味 | Knorretje(ぶうぶうちゃん) |
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原作名の読み | クノレチェ |
日本名(福音館) | ふがこちゃん |
日本名(講談社) | グランティ |
日本名(アニメ) | ポジー |
ふがこちゃんのおばさん「うたこさん(グランティ)」
うさこちゃんの友達のおばという立場ですが、「ぶたのうたこさん」など単独のシリーズもあるキャラクターです。家のことや庭仕事などをこなすしっかりもので、うたこさんシリーズではその日常が描かれています。
原作名 | Betje Big |
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原作名の読み | ベチェ・ビッグ |
日本名(福音館) | うたこさん |
日本名(講談社) | ポピー・ピッグ |
日本名(アニメ) | ポピーさん |
実は〇〇なキャラクター
ここからは、混同されがちなキャラや存在しないキャラなど、「実は〇〇」という視点からキャラクターをご紹介していきます。
実はうさこちゃん(ミッフィー)と同一人物のキャラクター
独立したキャラクターだと思われがちですが、実はうさこちゃん(ミッフィー)の服装など違うだけのキャラクターを2人ご紹介します。
王冠をしているうさぎは夢の中のうさこちゃん(ミッフィー)
グッズなどで、王冠をかぶっているうさこちゃん(ミッフィー)のようなキャラクターを見たことがある方もいるかもしれません。うさこちゃんにそっくりな女王様……と思いきや、実はこれ、うさこちゃん本人なんです。
ただし、実際にうさこちゃんが女王の座についたわけではありません。うさこちゃんの夢の中でのお話です。この物語は、絵本「うさこちゃんはじょおうさま」で読むことができます。
よく見かける白いやつはミッフィー(うさこちゃん)が変装した「おばけ」
ぱっと見てなんのキャラクターかわかりにくいにもかかわらず、最近はグッズ展開もさかんなこの「白いやつ」。となりのトトロに出てくる小トトロにも見えるシルエットですが、この子も実はミッフィー(うさこちゃん)です。
なぜこんな姿なのかというと、おばけごっこをしているところだからです。お母さんにお願いして用意してもらったシーツをかぶっています。このお話は、「うさこちゃんおばけになる」で読むことができます。
実は名前がないキャラクター
名前がありそうなのに、作中では名前が登場しないキャラクターもいます。
大切にしている黄色いくまのぬいぐるみは名前なし
同じクマだからか「ボリス」と間違えられがちですが、実はこの黄色いくまのぬいぐるみに名前はありません。うさこちゃんがこのくまをなくしてしまう「うさこちゃんのさがしもの」では、単に「くまさん」とだけ書かれています。
ちなみにこのくまさんは、「うさこちゃんのたんじょうび」でおじいちゃんとおばあちゃんにもらったものです。とても大切にしており、いっしょに眠る姿がよく描かれています。
実は絵本に出てこないキャラクター
ここからは、絵本には登場しないにもかかわらず、いると思われがちなキャラクターについて解説します。
ミッフィーの彼氏は描かれていない
ミッキーやキティちゃんなど、世界的なキャラクターにはみんな彼氏や彼女などのパートナーがいます。そのせいか、ミッフィーちゃんにも彼氏がいるのだと思われがちです。でも実際のところ、特別な存在の男の子は登場しません。
すでに作者のディック・ブルーナが亡くなっていることから、今後新しく登場する可能性もほぼなさそうです。
ブルーナがポスター用に作った赤目の黒いクマ「ブラックベア」
「ブラックベア」は、黒い体に赤い目が特徴的なクマです。夜遅くまで本を読んでいたため、目が赤くなったという設定があります。ブラックベアはうさこちゃんシリーズだけでなく、ブルーナの描いたどの絵本にも登場しません。
ブラックベアは、ブルーナがグラフィックデザイナーとして手がけたキャラで、推理小説レーベル「ブラックベア」の広告のためにデザインされたのだそうです。詳しくは文庫本「ミッフィーからの贈り物」に、ブルーナの言葉が書かれています。
灰色の体のグレーミッフィーはいない
体が茶色いうさぎはにーなちゃんですが、体が灰色のうさぎキャラクターは存在しません。しかし、グッズなどでグレーの四足歩行うさぎがいるせいか、いると勘違いしてしまう方も多いようです。
※後述しますが、四足歩行のうさぎはミッフィーではありません。動物として描かれているうさぎです。
ミッフィー以外の絵本に登場するキャラクター
ブルーナが手がけた絵本は、ミッフィーシリーズだけではありません。他の絵本に登場するキャラクターも一気にご紹介していきます。
人間が主人公の絵本
百姓&船乗りとして描かれている「やん」
「やん」という名前の男の子は、「おひゃくしょうのやん」では畑仕事をし、「ふなのりのやん」では航海に出かけています。2冊の関連性ははっきり描かれていないため、同一人物かどうかは不明です。
車椅子の元気な子「ろって」
「ろって」は車椅子に乗っている、とても活発な女の子です。「ろってちゃん」に登場する子どもは、最初ろってといっしょに遊びたがりません。しかしろってはボールの扱いが誰よりも上手で、あっというまにみんなと仲良くなります。
双子のキャラ「ぴーんちゃんとふぃーんちゃん」
「ぴーん」と「ふぃーん」は双子の女の子です。「ぴーんちゃんとふぃーんちゃん」は2人の誕生日を描いており、人間の友達もたくさん登場します。
オーケストラを組んでいる「おーちゃん」たち
「おーちゃんの おーけすとら」はオーケストラをテーマにした絵本で、代表のおーちゃんをはじめとする11人の人間が登場します。
名前がある動物のキャラクター
羽がない小鳥「ぴーと」
羽がない鳥「ぴーと」は、「ことりのぴーと」の主人公です。友達の鳥も登場しますが、名前が出てくるのはぴーとのみです。
冒険心のあるペンギンの「ぴむとぽむ」
「ぺんぎんの ぴむ と ぽむ」に登場する「ぴむ」と「ぽむ」は、好奇心旺盛で冒険心のあるペンギンです。氷のない場所に行ってみたくなり、氷に乗って旅に出ています。
マフラーを買いに行ったはりねずみ「はりこちゃん」
「はりねずみの ぼうけん」に出てくるハリネズミは「はりこちゃん」という名前です。毛糸のマフラーがほしくて街に買いに行った、おしゃれな一面のある子です。
インディアンになりたいねこ「こねこのねる」
「こねこのねる」の主人公ねるは、インディアンになりたい白猫です。目は緑色で、ブルーナの描くねこの中でも特徴的な見た目をしています。
名前のない動物キャラクター
ブルーナの絵本には、名前のない動物のキャラクターがたくさん登場します。その中でも登場回数が多い動物や、グッズなどになっている動物をピックアップし、画像でご紹介していきます。
四足歩行の四つん這いうさぎは動物のうさぎ
前述しましたが、四足歩行をしているうさぎはミッフィーではありません。動物として描かれているうさぎです。そのためそれぞれに名前はなく、一度に何羽も描かれていることもあります。
牛(「ちいさなうさこちゃん」「だれのなきごえかな?」など)
ニワトリ(「ちいさなうさこちゃん」「ふしぎなたまご」など)
キリン(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
カメ(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
ゾウ(「うさこちゃんとどうぶつえん」など)
緑色の魚(「ちいさなさかな」)
黒い犬(「きいろいことり」)
ひつじ(「だれのなきごえかな?」)
ハチワレ猫(「だれのなきごえかな?」)
わに(「どうぶつ」)
しろくま(「はるなつあきふゆ」)
ひよこ・緑目の黒猫(「ふしぎなたまご」)
ライオン(「さーかす」)
白黒ぶち犬のダルメシアン(「もっとほんがよめるの」「ふしぎなたまご」)
さいごに
ブルーナのキャラクターはさまざまなグッズになっていますが、もともとどの絵本に登場するキャラなのか、名前は何かなど、詳しく知らない方も多かったのではないかと思います。
この記事を通して名前や性格を知り、よりそのキャラクターに親しみが持てるようになることを祈ります。