こんにちは、すずめです。最近、娘がいろんなパターンのいないいないばあ遊びを楽しめるようになり、カーテンに隠れたり背後に隠れたりとバリエーションを考えるのに必死になっています。
大人にとっては単純ないないいないばあ遊びは、赤ちゃんにとって新鮮でおもしろいものです。いないいないばあを題材にした絵本はとてもたくさん発売されており、赤ちゃんのいる家庭の多くが1〜2冊は持っているのではないでしょうか。
いないいないばあ絵本はさまざまなしかけのものがあり、選択肢が豊富です。本記事ではたくさんの絵本の中から特におすすめのいないいないばあ絵本10選をご紹介します。どれがいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
・0歳〜1歳ごろのお子さんがいるパパ・ママ
・いないいないばあをテーマにした絵本をたくさん知りたい
- いないいないばあってどんな意味があるの?
- いないいないばあ絵本のおすすめ10選
- 日本一売れた絵本は松谷みよ子のいないいないばあ
- さいごに
いないいないばあってどんな意味があるの?
いないいないばあのねらい
小さな赤ちゃんにとってのいないいないばあは、そこにあったはずのものが消え、そうかと思えばまた突然現れるように感じられます。そのため新鮮な驚きがあり、じっと見つめるようです。
しかし、そのうち「いないいない……」の次に顔が現れることがわかってきます。そして予想通りに顔が登場すると、うれしくなってケラケラ笑うのです。いないいないばあには、予測する力をつけたり感情を豊かにしたりする力があるといえます。
いないいないばあで笑うようになるのは何歳ごろから?
短期記憶が発達した5ヶ月ごろから
手や紙で隠された向こうに顔があると予測できるようになる5ヶ月ごろには、多くの子がいないいないばあで笑う傾向にあります。この時期は短期記憶が発達してくるため、見えていなくても向こう側には顔があるとわかるようです。
いないいないばあ絵本の対象年齢は0歳・1歳・2歳が多い
いないいないばあを題材にした絵本は、対象年齢を0歳〜2歳としているものが多いようです。基本的にはみんな同じように楽しめますが、はじめてのいないいないばあ絵本にはシンプルなもの、1歳や2歳の子には少し物語があるものを選ぶとより楽しめます。
笑わない場合も過度な心配はしないで
赤ちゃんがいないいないばあで笑わないと、「うちの子は発達が遅れてるのかも」と心配になりますよね。でも、赤ちゃんには個人差や好みがあるものなので、過度な心配はいりません。ゆっくり成長を見守ってあげるようにしましょう。
また、どうしても発達の遅れが心配な場合は、健診のときに相談してみてください。目が合う・追視をするなどの様子がみられれば心配ないとされることがほとんどです。
いないいないばあ絵本のおすすめ10選
作者で選ぶおすすめ絵本4選
「松谷みよ子」のいないいないばあは日本で一番売れている絵本
50年以上前に発売されたにもかかわらず、今なお愛され続けている絵本です。2020年には累計700万部を突破し、日本で一番売れている絵本としても有名になりました。くまやねずみなどの動物がいないいないばあをする、シンプルでわかりやすい絵本です。
「きむらゆういち」の絵本は本物のいないいないばあみたい!
1989年に発売された絵本のボードブック版です。動物や怪獣の手の部分をめくと顔が出てくるしかけになっており、実際のいないいないばあに近いのがおもしろい特徴です。紙が厚いため、自分でめくれるようになっても破れにくくなっています。
「いもとようこ」のいないいないばあは優しい表情で怖がられにくい
いもとようこさんは名作絵本の挿絵も手がけているため、見たことがある方も多いかもしれません。やわらかいタッチの絵が特徴で、読んでいてあたたかい気持ちにさせられます。やさしい表情なので、赤ちゃんが怖がりにくいのもポイントです。
「かしわらあきお」のいないいないばあ!は96ページの大ボリューム
東大のプロジェクトから生まれた絵本で、さまざまな研究を重ねているため赤ちゃんが注目しやすい要素が詰め込まれています。21パターンものいないいないばあが収録されており、なんと96ページにもなります。他にないボリュームが魅力です。
キャラクターで選ぶおすすめ絵本3選
NHKいないいないばぁっ!の「ワンワン」は0〜2歳に大人気
この時代らしく、マスクをテーマにしています。現在の0〜2歳の子たちはちょうどコロナ禍に生まれているため、マスクをしている人が当たり前になっているかもしれません。マスクの下には顔があるのだと気付ける、他にあまりない絵本です。
ディズニーキャラの中でも人気の高い「プーさん」
プーさんやティガー、ピグレットなど、おなじみのキャラクターといっしょにいないいないばあ遊びができます。ポイントはミラーのようになっているページで、赤ちゃんが自分の顔を写して遊べます。小さくて軽く、お出かけにもぴったりです。
「アンパンマン」はページをめくると絵が変わるスライド式
アンパンマンは丸く暖色系の顔で、赤ちゃんが親しみやすいキャラクターです。この本はスライド式のしかけでいないいないばあが楽しめます。ページをめくるだけでスライドが切り替わるので、一人でページがめくれるようになればさらに楽しくなります。
しかけで選ぶおすすめ絵本3選
飛び出すしかけが立体的で楽しい「ぴよちゃんとあそぼ」
飛び出すしかけが施されていて、立体的ないないいないばあがおもしろい本です。いろんな動物の手や体が飛び出すので、迫力があります。ただしポップアップの仕様上破れやすいので、赤ちゃんが一人でめくるのには向いていません。
「のりもの」が飛び出していないいないばあをする絵本
パトカーやブルドーザーなど、さまざまな乗り物が飛び出してくるポップアップ絵本です。いないいないばあをするのが人や動物ではなく乗り物だというのがおもしろい点です。乗り物好きの子にプレゼントにするのもいいですね。
自分でめくれるフェルト布絵本「どうぶついないいないばあ!」
フェルト部分をめくることでいないいないばあができる絵本です。犬や猫、ねずみなどの親しみやすい動物たちがポップなイラストで描かれています。フェルトでできているため、指先が器用になってきた赤ちゃんがめくりやすいのがポイントです。
日本一売れた絵本は松谷みよ子のいないいないばあ
松谷みよ子さんの「いないいないばあ」は日本で最もたくさん売れた絵本で、日本を代表するといってもいいほどの絵本です。別記事にて詳しく解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
さいごに
向かい合ってパパやママがいないいないばあをしてあげるのはもちろん大切ですが、絵本でのいないいないばあもバリエーションのひとつに加えてみるともっと楽しめます。ぜひ赤ちゃんが楽しめる絵本を見つけ、たくさん遊んでくださいね。