こんにちは、すずめです。もうすぐ母の日ですね。母の日は、自分のお母さんへ、パパ・子どもからママへ、普段の感謝の気持ちを伝えるのにぴったりの日です。カーネーションといっしょに、ありがとうが伝わる絵本を贈るのはいかがでしょうか。
わたしも昨年、自分の母に絵本を贈りました。でも、母の日の絵本を探していて困ったのが、メッセージ性のあるものは少ないという点。ママがテーマの絵本はたくさんのサイトで紹介されていますが、込められたメッセージがないと贈る意味がないですもんね。
そこで本記事では、母の日にプレゼントするのにぴったりの絵本をご紹介します。市販の絵本のほか、名入れなどで作るオリジナル絵本もご紹介していますので、プレゼントに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
・母の日に母親・ママに絵本を贈って感謝の気持ちを伝えたい
・母の日のプレゼントを何にしようか迷っている
母の日には気持ちが伝わる絵本を贈ろう
母の日は5月の第2日曜日です。大人は自分の母や義母へ、子どもは自分のママへ、感謝を込めてカーネーションなどを贈る方も多いですよね。また、子どもが小さいうちはパパがいっしょになってプレゼントを用意するケースも多いようです。ぜひお花に添えて、絵本を贈ってみてください。
母の日に絵本をあげるメリット・デメリット
母の日に絵本をおすすめする理由と、知っておきたいデメリットを解説します。
○違う角度から気持ちを伝えられる
直接感謝の気持ちを伝えたり、手紙にしたりするのはとても大切です。でも、気付けば毎年「いつもありがとう」と言っているだけ……という方も多いのではないでしょうか。感謝の気持ちがあっても、それを上手く伝えるのは難しいですよね。
絵本にはメッセージ性があるため、いつもと違った角度からありがとうの気持ちを伝えられます。ただプレゼントするだけでなく、「いつもこう思っているよ」「わたしの感謝の気持ちが詰まっているよ」など、ひとこと添えるとより伝わります。
○本が苦手でも読める
絵本は文字が少なく、絵そのものも楽しめます。そのため、日常的に本を読まない方にも喜んでもらいやすいです。一方で文字数が多めの絵本もあるため、文字を読むのが苦手な相手に送るのであれば、文字が少なめのものを選ぶようにしましょう。
△値段がバレる
本はどこで買っても値段が変わらないため、調べればいくらで買ったかがすぐにわかります。プレゼントの値段は絶対に知られたくないと考えている方にはおすすめできません。
母の日の絵本を選ぶときのポイント
絵本は、自分で選ぶからこそ特別な贈り物になります。ポイントをおさえて、自分にとって最もいい絵本をプレゼントしましょう。
自分なりの意味を込めて選ぼう
母親をテーマにした絵本はたくさんありますが、子ども目線の物語だったり、親子が登場する物語だったりと、必ずしも母の日のプレゼントに向いているわけではありません。せっかく贈るなら、自分なりの意味が込められた絵本を選びましょう。
贈る相手に合わせて絵本を選ぼう
大人の方が自分の母親や義母に贈るのか、パパや子どもが現役のママに贈るのかで、ぴったりの絵本は異なります。
現役ママに贈るなら「おつかれさま」「だいすき」が伝わる絵本
パパや子どもからママにプレゼントするなら、日頃のママのがんばりをねぎらう絵本や、大好きの気持ちが伝わる絵本がおすすめです。子どももいっしょになって読める絵本だと、読み聞かせをしながら温かい時間を過ごせます。
大人が母親へ贈るなら心が温まる絵本
大人が子育てを終えたお母さんに贈るなら、心が温まる絵本がおすすめです。贈る側・贈られる側のどちらも大人なので、少し難しめの絵本も選択肢に入れていいかもしれません。深く考えさせられる絵本だと、心にずっと残る贈り物になります。
母の日におすすめの絵本*10選
おすすめの絵本をジャンル別にご紹介します。贈りたい相手にあわせてご覧ください。
現役ママに贈りたい絵本*6選
「だいすきっていいたくて」
「だいすき」と言いたいけれどなかなか言えない、もどかしい気持ちを描いています。子どもからママ・パパに向けた愛情がたっぷり感じられる絵本です。登場人物が動物なのでおしつけがましくなく、あたたかい気持ちにさせられます。
「おかあさん、すごい!」
子どもにとってはなんでもできるお母さん、だけどそれは、たくさんの失敗や努力があってこそです。この絵本では、そのがんばりを描いています。これまでがんばってきたママを肯定してくれるような、これからもがんばろうと思える一冊です。
「おかあさんだいすき」
「おかあさんのたんじょうび」「おかあさんのあんでくれたぼうし」の2話が入っています。母の日には直接関係ないお話ですが、何かをプレゼントして喜んでもらいたいと思う子どもの気持ちが詰まっており、贈り物にぴったりです。
「おはなをどうぞ」
お母さんにあげるためのお花をたっぷり持った女の子と、動物たちのお話です。はなやかでかわいらしい絵がとにかく素敵で、ストーリーとあいまって心があたたかくなります。難しい内容ではないので、小さい子どももいっしょに読めるお話です。
「ぼく おかあさんのこと…」
「ぼく、おかあさんのこと…キライ」という驚きの一言からはじまります。でも読み進めると、その言葉の節々からおかあさんが大好きなのが伝わってきます。「ぼく」とタイトルにあるように、男の子からママにプレゼントするのにおすすめです。
「今日」
子育ての大変さと素晴らしさの混じり合った複雑な気持ちを表した詩と、シンプルであたたかいイラストが、子育て中のママを励ましてくれます。装丁も素晴らしく、手元に置いておきたくなる絵本です。子どもからではなく、パパからママに贈るのにおすすめです。
大人から自分の母へ贈りたい絵本*2選
「詩画集・おかあさん」
母親をテーマにした、サトウハチローの詩といわさきちひろの絵による絵本です。今風のお母さんや昔ながらのお母さんなどいろんな「おかあさん」が描かれており、思わず誰もが自分のお母さんを思い浮かべてしまいます。
「たいせつなこと」
スプーンにとってのたいせつなこと、りんごにとってのたいせつなこと……シンプルでありながら奥深いことが、優しい言葉で描かれています。母の日に直接関係があるわけではありませんが、子育てを終えた女性へのプレゼントにおすすめの絵本です。
名入れができるオリジナル絵本*2選
かわいい絵で感謝の気持ちを伝えられる母の日絵本
母の日を描いた、母の日のプレゼントのための絵本です。お母さんの呼び方(ママ、お母さんなど)や送り主の名前が指定できるだけでなく、タイトルが変えられたり自由メッセージが入れられたりと自由度が高くなっています。
オーダーメイドでありながら出荷までが早く、4営業日以内に出荷されるようです。( 2023年4月時点)とはいえ少し早めに注文しておくのがよさそうですね。
自分でメッセージを書いてオリジナル絵本に
最後のページにメッセージ欄があり、書くことでオリジナル絵本を完成させるタイプです。名入れなどのオーダーメイドではないので値段が手頃なのがポイントです。楽天の商品ページで全ページが読めるので、気になる方は読んでみてください。
さいごに
そもそもわたしが母の日に絵本を贈ろうと思ったのは、毎年母の日と誕生日にいろいろプレゼントしていたらあげるものが思いつかなくなったからでした。でも今では絵本をあげてよかったと思っているし、今年も絵本を贈ろうと思っています。
絵本は値段こそ手頃ですが、さまざまな思いが込められて、ちょっと特別な贈り物になります。感謝を伝えるのが恥ずかしいという方も、いつもと違うものをあげたい方も、ぜひ絵本を選び、大切なお母さんにプレゼントしてみてください。