こんにちは、すずめです。今年の父の日は6月18日ですね。子ども・ママからパパへ、あるいは大人から自分の父親へ、感謝を伝えるのにぴったりの日です。ネクタイや靴下、コーヒーなどをプレゼントする方も多いかもしれません。
でも今回おすすめしたいのは、絵本のプレゼントです。絵本は「いつもありがとう」や「大好き」の気持ちが自然にこもります。絵本だけを贈ってもいいですし、他のプレゼントに添えてメッセージのかわりにするのも素敵ですよ。
本記事では、父の日のプレゼントにおすすめの絵本を10冊ご紹介しています。大好きが伝わる絵本や、子どもといっしょに遊べる絵本、これまで育ててもらった感謝を伝えられるオーダーメイド絵本などもご紹介しています。ぜひご覧ください。
・父の日に感謝を伝えたいけれど照れくさい
・父の日のプレゼントを何にしようか迷っている
- 父の日に絵本を贈ってみよう
- 父の日の絵本を選ぶときのポイント
- 父の日におすすめの絵本*10選
- さいごに
父の日に絵本を贈ってみよう
母の日に比べると忘れられがち……な父の日。父の日は毎年6月の第3日曜日で、今年の2023年は6月18日です。父の日に贈るものとして日本でもっとも一般的なのは黄色いバラのようですが、母の日のカーネーションほど浸透していない気もします。
プレゼントに「いつもありがとう」の手紙を添えている方も多いかもしれませんが、今年はそこに絵本も加えてみるのはいかがでしょうか。いつも以上に気持ちが伝わる父の日になりますよ。
父の日に絵本をあげるメリット・デメリット
母の日に絵本をおすすめする理由と、知っておきたいデメリットを解説します。
○違う角度から気持ちを伝えられる
直接感謝の気持ちを伝えたり、手紙にしたりするのはとても大切です。でも、気付けば毎年「いつもありがとう」と言っているだけ……という方も多いのではないでしょうか。感謝の気持ちがあっても、それを上手く伝えるのは難しいですよね。
絵本にはメッセージ性があるため、いつもと違った角度からありがとうの気持ちを伝えられます。ただプレゼントするだけでなく、「いつもこう思っているよ」「わたしの感謝の気持ちが詰まっているよ」など、ひとこと添えるとより伝わります。
○本が苦手でも読める
絵本は文字が少なく、絵そのものも楽しめます。そのため、日常的に本を読まない方にも喜んでもらいやすいです。一方で文字数が多めの絵本もあるため、文字を読むのが苦手な相手に送るのであれば、文字が少なめのものを選ぶようにしましょう。
△値段がバレる
本はどこで買っても値段が変わらないため、調べればいくらで買ったかがすぐにわかります。プレゼントの値段は絶対に知られたくないと考えている方にはおすすめできません。
父の日の絵本を選ぶときのポイント
父の日だからといって、ただお父さんが出てくる絵本を選べばいいだけではありません。ポイントをおさえて、気持ちの伝わるプレゼントにしましょう。
自分なりの気持ちを込めて選ぼう
父親をテーマにした絵本はたくさんありますが、単にパパが登場するだけであるなら父の日にプレゼントする意味がありません。せっかく贈るなら、自分の気持ちを込められる絵本を選びましょう。
子どもからのプレゼントなら「好き」や感謝が伝わる絵本
たとえば、「かわいいおとうさん」や「あたしのすきなもの、なぁんだ?」などは、パパが大好き!という子どもの気持ちがたっぷり詰まっている絵本です。子どもがパパに愛情や感謝を伝えたいなら、このような絵本がぴったりです。
また、「子どもからパパへのプレゼント」とするのであれば、決定権を子どもにするのも大切なポイントです。ママが決めてしまうのではなく、図書館などで内容をいっしょに読んだ上で子どもに選ばせるのがいいですよ。
ママからのプレゼントなら子どもといっしょに読める絵本
ママからも絵本をプレゼントするのであれば、パパと子どもがいっしょに読んで楽しめる作品を贈るのもおすすめです。パパと子が登場する絵本をパパが読み聞かせたり、絵本に登場する親子のように体操したりすることで、親子のふれあい時間が増えるきっかけとなります。
贈る相手に合わせて選ぼう
大人が父へ贈るならオリジナルのオーダーメイド絵本もおすすめ
大人が自分の母親に向けて贈るのにぴったりな絵本はたくさんあるのですが、父親に向けて贈る絵本はあまりありません。そこでおすすめなのが、オーダーメイド絵本で注文するオリジナルの絵本です。
商品によりますが、自分の写真を入れたり文章を自分で設定したりできる本格的なものから、名前だけを変更できる簡単なオーダー品、ページに直接書き込んで完成させるギフト絵本などもあります。フルオーダーは値段が高く、カスタマイズできる箇所が少ないほど安くなる傾向です。
父の日におすすめの絵本*10選
「愛情が伝わる絵本」「子どもと楽しめる絵本」「オーダーメイド絵本」の3つに分けて絵本をご紹介します。
パパへの愛情が伝わる絵本*2選
パパが大好きな子どもが愛おしい「かわいいおとうさん」
おとうさんのめがねをはずしたり、耳をさわったりと、子どもがいるパパにとって馴染みのある行動が子ども目線で描かれています。パパを愛おしく思う子どもの純粋な気持ちがたくさん詰まっていて、思わずうるっとする絵本です。
パパと娘の会話を描いた「あたしのすきなもの、なぁんだ?」
自分の好きなものをたくさん挙げる女の子と、それを幸せそうに聞くパパの姿がやさしく描かれた絵本です。舞台は秋の公園なので父の日の季節感とは異なりますが、ゆったりとした幸福なひとときが感じられる1冊になっています。
パパと子供で遊べる絵本*3選
お父さんたちの日常を細かく描いた文章のない絵本「おとうさん」
この絵本には文章がなく、世の中の「お父さん」たちが通勤電車に乗ったり、オフィスで仕事をしたりする絵が細かく描かれています。パパが日中どんなことをしているのか想像できる絵本です。自分のパパに似た人を探して遊ぶのもおすすめです。
飛行機ごっこを真似して遊びたい「ぶーんぶーん」
飛行機ごっこをするしろくまの親子のお話です。飛行機になって家中を冒険する様子が、パパのアナウンス(?)を中心に描かれています。文章を覚え、実際に真似しながら遊ぶと楽しそうです。(が、なかなかキツそうなので体力のあるパパ向けです)
いっしょに体を動かせる「パンダおやこたいそう」
パンダが体操をする人気シリーズの親子編です。パパと子どもでいっしょに体を動かして遊べます。2人いるからこそできる動きもあり、自然に親子のスキンシップがとれるのが魅力です。絵本と同じポーズをとって写真を撮ってもいい記念になりそうです。
パパと子供で遊べる絵本(読み聞かせ編)*4選
小さい子でもいっしょに読める「パパだいすき」
やわらかなタッチの絵で、クマのパパと子を描いた絵本です。子どものクマの表情やしぐさに、パパが大好きな気持ちがたっぷりあふれています。文章は短めなので、まだ小さい子といっしょに読むこともできます。
あたたかい雰囲気の物語「だいすき、パパ!」
パパに叱られて、自分は本当にパパに愛されているのか心配になったこぶたのお話です。ぶた以外の動物もたくさん登場します。2009年発行と古く、少し手に入りづらいのですが、あたたかい雰囲気の絵と物語が魅力の1冊です。
人気キャラクターの絵本「がんばれ!ルルロロ パパだいすき」
くまのがっこうに出てくるジャッキーの妹分、双子のルルロロのお話です。2人ががんばって作ったお城をパパが壊し、「パパなんてだいっきらい!」と言われてしまうのですが……。パパと娘を描いた微笑ましい物語で、特に女の子のパパにおすすめです。
お風呂担当のパパにおすすめ!「パパおふろ」
子どもをお風呂に入れてあげているパパにぴったりの1冊です。服を脱いで、体を洗って……という一連の流れが、ほんわかした雰囲気のかわいい絵とテンポよく短い文章で描かれています。お風呂に入る前の読み聞かせにもいいですね。
父の日のオーダーメイド絵本*1選
実の父親に贈りたい「あいくまパパ」
タイトルや作者欄、中の文章など、細かなところまで自分で選べるオーダーメイド絵本です。「小さい頃の家族旅行」や「反抗期」などの描写があるため、大人が自分の父親に贈るのに向いています。
楽天ページ内で実際の文章を読めるため、気になった方はチェックしてみてください。
さいごに
母の日には絵本をプレゼントしているわたしですが、父にはどこか恥ずかしい気持ちがあり、絵本を贈ったことがありません。でも今年は改まって、これまでの感謝の気持ちを込めた絵本をプレゼントしてみようかなと思っています。
絵本は値段こそ手頃ですが、さまざまな思いが込められて、ちょっと特別な贈り物になります。感謝を伝えるのが恥ずかしいという方も、いつもと違うものをあげたい方も、ぜひ絵本を選び、大切なお父さんにプレゼントしてみてください。